このページでは、素敵なグレイスメンバーからの一言を紹介しています。

たった一枚の紙によって、人が大きく変わるといえば・・
お勤めの方は、転勤による辞令を思い出されるかもしれません。しかし、時は1999年の年末、私の手元(錆と埃だらけのアパートのポスト)に届いた一枚の紙、それは、もちろん辞令ではなく、自分を大きく変えることになる「チラシ」でした。いつも、チラシは、手に取るが早いかゴミ箱行きだったのですが、「ゴスペルをいっしょに歌いませんか」の文字は、ゴミ箱に向かっていた自分の手を、テーブルの上に向けたのです。この、距離にして数十センチの動きが、ターニングポイントになったのです!!そして、そこに何か「不思議な力」が働いたと感じました。
 とはいえ、その時はまだ「ゴスペルって、いつかラジオで耳にしたなぁ」といった感じ。また「教会という場所も敷居が高いなぁ」という本心。でも、なぜか申し込み電話をする自分の手はふるえることもなく、落ち着いた気持で2000年1月の初練習に参加しました。思えば、その時すでに自分の中の変化が始まっていたのかもしれません。
 そして、ゴスペルに触れていくうちに、音楽に対する自分の思いも次第に変わって(変えられて)いきました。そんな中、誰のためにゴスペルを歌うのかを思うようになった時、あまりにその時自分が立っている場所と歌詞の内容に隔たりがあるので、苦しみをおぼえたこともありました。でも、その歌詞に歌われている「大いなるお方」が、どのような事を自分にしてくださったかを改めて思った時、「おまかせして安心」という気持ちになり、前述した「不思議な力」が何であったのかを理解することができました。そして、当時の自分にとって奇跡とおもわれた「家族を持ちたい」という思いまでおまかせすることにしました。そして・・時がたって、今こうやってパートナーとともに寄稿することになっているわけです。
自分にとってグレイスは自分自身の大きな転勤となり、一枚のチラシは、大いなる辞令となりました。 りじ(テナー)


グレイスには2000年の春からお世話になっていて、今では古株メンバーとなりました。グレイスで歌っている中で、ゴスペルの語るイエス・キリストに出会い、紆余曲折、様々な葛藤を経て、神様の絶大な愛を拒み切れず(!?) 2002年に洗礼を受けて、クリスチャンになりました。感謝、感謝です^^
 グレイスに入る数ヶ月前、私は人生最大の挫折を味わっていました。「もう、このまま社会復帰できないかも・・・」という程落ち込んでしまい、しばらく「引きこもり」をしていました。そんな折、高校時代からの友人であった美和さん(現スタッフ、当時はノンクリスチャン)からゴスペルの無料体験レッスンに参加してみないかと誘われました。元々、歌うことが好きだった私は、彼女と一緒に参加させてもらうことにしました。ゴスペルの「ゴ」の字も知らない私でしたが、楽しそうに歌う皆さんの姿とハーモニーの美しさに、心が拡げられ、温められたのを覚えています。そして、即入会を決めていました。レッスンは、教会の礼拝堂で行われ、先生たちはクリスチャン。お祈りから始まります。そのお祈りがいいのです。優しく泣きもろい貴代先生は、お祈りの最中に泣いてしまって、しばらく途切れる・・・ということがよ〜くありました。目を閉じ、心鎮めて、その祈りを聞く中でも、疲れた心と体が癒され、回復し、新しい力を得ていくのを体験していました。ゴスペルは神様への賛美、信頼と愛の歌。聴き、歌うと、どんどん壊れた自分の内面が癒されて元気になっていくのでした。そこで出会ったメンバーとの交流も、大切なひとときとなりました。いつしか、「この神様の愛と癒しを、周囲に流し伝えていきたい」と思うようになりました。ゴスペルの歌詞は英語がほとんどで、英会話が苦手な私は、あまり歌詞の意味を深く考えずに歌っていたのですが、歌のメッセージを伝えるにはその意味をよく理解しなければ、と思いました。(本当は、伝えるのは私の力ではなくて、神様の力だったのですが。)ゴスペルの内容は聖書そのものでした。日本の一般的な家庭で育った私は、「Jesus(イエス・キリスト)が唯一まことの神であって、この方以外に神はいない。唯一の救いの道である。」という大切なメッセージに違和感を覚え、そこがどうしてもクリアできずにいました。教会の礼拝にも出てみましたが、とりあえずその事は脇に置いていました。礼拝では、日本語でゴスペル(賛美)が歌われ、聖書からメッセージが語られるので、ダイレクトに心と頭に響いてきます。礼拝に行くたびに「神様はおられる。そして私のことをよく知っていて、私に語っている。」と感じました。それは驚くほどでした。日本語の賛美も頭ではちょっと拒絶するのに、なぜか涙が出て止まらなくなるのです。そして、次第に「私も信じたい」と思うようになっていきました。でも、「私の家は仏教だし、私は長女だし・・・クリスチャンになるのは無理だ」と決めかかっていました。それで、先生にも「ゴスペルは歌い続けるけれど、クリスチャンにはならない。」と宣言していました。
 葛藤を抱えながら礼拝に行くのも、また、半ば信じきれずにゴスペルを歌うのもしんどくなっていた頃、やはり初期メンバーで今は教会の伝道師となった石田夫妻の結婚式がありました。(この二人がイエス・キリストを信じるまでのいきさつや、結婚までの道程を聞いたことも私にとっては大きな事でした。)「もう、教会へ行くのも、ゴスペルもやめよう・・・」そう決心して、最後になるはずの礼拝。その日は結婚式のウェディングケーキの打ち合わせをしなければならず、心ならずも教会でゆっくり待っている時間ができました。その時、貴代先生が声をかけてくださったのです。しばらく話すうちに180°心が変えられて「洗礼を受けます。」と言っていました。完全にわかったわけでも、信じ切れたわけでもなかったし、半分「どうにでもなれ!」と飛び込んだ感じの最初の一歩でした。それでも、ゴスペルで歌っている通りのお方、憐れみ深く恵み深く偉大な真の神イエス様は、確実に私の心を造り変え、また両親や親族にも働きかけてくださっています。また、優しく、時には愛のゆえに厳しく導き続けてくださっています。
 2004年には、先にグレイスメンバーになっていた主人と結婚に導かれ、娘が二人与えられて、家族で教会に通い、毎日ゴスペルを歌っています。私にとってグレイスは正に神様の愛と恵みそのものです。反逆児だった私を、忍耐を持って導き、見守り、祈り続けてくださった進先生、貴代先生、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。私は変えられました!! 何よりも愛を持って私を造ってくださり、命がけでその愛を全うしてくださったイエス様に心から感謝します♥
 今は子どもたちが幼く、夜のレッスンには参加できませんが、これからもゴスペルを歌い続けていきます。グレイスが歌う様々な所で神様の愛が現され、流されていきますように。そして、聴く人々だけでなく歌うメンバーをも潤し、癒し、生かし、救う、素晴らしいイエス様の御業が成されていきますように。心から願ってやみません・・・。すべての栄光が神様に帰されますように。 さっちん(アルト)

ゴスペル音楽と出会い、今年2011年で10年目を迎えます。
子供の頃から、音楽が大好きで歌ったり、踊ったり(笑)音楽が私の元気の素でした。
9年前の6月、私は心と身体のバランスを崩し、ちょっぴり元気をなくしていました。「自分が元気になれる何か」を探していたとき、新聞の折込み広告に入っていたカルチャースクールの案内の『ゴスペル講座』に目がとまり、レッスンを見学し、そのまま入会したのがきっかけでゴスペルを歌い始めました。
その後、その講座を通してグレイスの存在を知り、グレイスメンバーに。今はとっても元気な毎日を送っています!!
 先日、貴重なレッスンの日に体調を崩してしまい、何とかレッスンには行ったものの、お腹に力が入らず、声も出せず(涙) 悲しい体験でした。でも、その事で改めて「歌うこと=元気」を再確認でき、レッスンでのグレイスメンバーの歌声でパワーをもらって感謝の想いでいっぱいになりました。
これからもずっとずっと歌い続けて行きたいです。グレイス大好きぃ!!  まっちゃん(テナー)

私が初めてグレイスのレッスンを見学したのは、2002年5月30日でした。4月に数年ぶりで会った友人が「ゴスペルに、はいったんですよー」って。自宅からも近い所でやっていると聞いて、興味が湧きました。
T先生もヨチヨチ歩きのSちゃんを連れてきていて、メンバーもみんな若い!という印象。音符のない歌詞のみのプリントを渡されて、まるで知らない曲だらけの中で、「Oh Happy Day」だけがわかり、口パクでもみんなと歌って鳥肌がたつほど感激したのを覚えています。
ちょうど、なにか新しい世界に飛び込みたいなと思っていた時期だったので「これだ!!」と思えました。幸運にも、夫婦で入会することができ、共通に楽しめる趣味っていいなあと実感しています。グレイスはとても居心地が良いのです。メンバーのためにいつも祈っていてくれる先生やスタッフの皆さんに感謝しつつ、聞いて下さる方々に少しでもゴスペルの感動が伝わりますように・・・一生懸命、歌い続けたいと思っています。  mina(ソプラノ)

ゴスペルを始めたきっかけは、友人に誘われたからでした。特にその頃、ゴスペルに興味があったわけでもなく、時間に余裕もあったので入りました。
入ってみると、浜松(当時)と浜北の両方のレッスンに参加するほど夢中になっていました。
イベントなどで歌わせていただけることも楽しみの一つです。自分の中で満たされる気持ちが、見ている人にも伝わって、同じように満たされてくれればいいなと思いながら歌っています。 じゃみ(テナー)

今から8年ぐらい前、ご近所の人にバンドに誘われました。
学生時代以来だったから実に20年ぶり、それから夢中になり音楽活動を再開しました。ギター以外に歌うことにも興味を持ち始め、また音楽の趣味もブルースやR&B等ブラックミュージックが好きになり、それらのミュージシャンのルーツを探っていきゴスペルへと辿り着きました。リズミカルでソウルフルな歌を歌いたい。俺は絶対にできる、うまくなる、今やらなくていつやるんだ。そんな思いでネットで検索してヒットしたのがここ、グレイスゴスペルクワイヤーでした。当時の私、教会って何?ゴスペルの意味も知らない、殆どカルチャースクールの感覚で入れてもらった胡散臭いおっさんでしたが、気軽に受け入れてくださり早6年、現在に至っています。
ビジネスマンとして多くの時間を過ごしている私にとって、月2回のレッスンは心休まるひと時であり、明日の鋭気を養ってくれます。ここにこなければ出会うことの無かった人達とゴスペルを通じてひとつのものを作り上げることに幸せを感じます。
最近思うのは、歌うってことは生きることだと思います。人それぞれいろんな人生があり、思いや悩みや夢や希望やそんな気持ちをゴスペルの歌詞にのせ歌い上げる。プロフェショナルな物では無いけど、心のこもった歌をこれからも歌っていきたいと思います。 高林(テナー)

私はクリスチャンです。当時、私の所属する教会(ライフリバーチャーチ)で、ゴスペル教室が始まると聞き、はじめは「そうなんだ。すごいな。」と思う程度でした。活動が始まり、いろんなところでグレイスが歌っているのを聞き、感動し、素晴らしいと思ってはいましたが、まさか自分がその一員になるとは・・・。
 私はもともと教会の聖歌隊に属していました。ある時、その聖歌隊とグレイスがコラボで歌うことになり、苦手な英語を歌わなければならなくなりました。聖歌隊の練習以外にもグレイスのレッスンで指導してくださると聞き、英語を覚えられるか心配だった私は、初めてグレイスのレッスンに参加させてもらいました。それが約2年前のことです。始めは皆さんのパワーに圧倒されていましたが、皆さんがとても親切にして下さり、こんな私でもゴスペルが歌えるかも?と、今まで続けてくることができました。昨年はグレイスの10周年の記念イベントにも参加させていただき感謝でした。
 ゴスペルには力があり、人々を感動させます。歌いながら私も涙することがあります。これからも、ゴスペルを通してイエス様の福音を届けていきたいと思っています。  よしちゃん(アルト)

6年前の12/23、友だちに誘われ、どこへ行くとも知らされずに遠鉄電車に乗り、新浜松駅で降りました。
遠鉄百貨店前の特設ステージ客席があり、その一番前に座り、それからしばらくすると登場したのがグレイスゴスペルクワイヤーでした。これが、グレイスとの初めての出逢いです。
最初の曲から全身に鳥肌が立ち、とにかく涙があとからあとからポロポロ溢れ止まらない位感動したのを覚えています。
小さな頃から歌をうたうことが大好きでした。「あ〜、この中に入って私も一緒に歌いたい!」と思いました。その頃、歌う場所をずっと探していたこともあり、年が明けてすぐにレッスンの見学の電話をし、見学をさせていただきました。
 あの日から6年・・・公私共に様々なことがありました。2年前、父の病気がわかり、状態の良くない時でも「あんた、普通こんな時にレッスン行かないでしょう・・・」なんて自分に突っ込みながら、レッスンに向かいました。そんな時でもレッスンに参加したのは、貴代先生はじめ、グレイスのみんなの顔を見てホッとし、一緒に歌い、レッスンの後の何気ない会話の中で癒され、元気をもらえたからです。私にとってグレイスはなくてはならない場所であり、パワーの源、心のオアシスです。一生の中で出逢う人の数はほんの一握りと云われます。その中で出逢えたのは奇跡です!!今在る、このかけがえのない一瞬一瞬の中でグレイスのみんなと共に過ごすひとときがあることを、グレイスに関わり支えてくださっている方達がいることを、グレイスの歌を聴いてくださる方達がいることを感謝して、これからも歌い続けて行きたいです。   みっちゃん(ソプラノ)




50才の時、夫婦でできることをしたいと思い入会しました。レッスン中は綺麗な貴代先生の楽しいトークが一杯。
イベントでは指揮をする先生の満面の笑顔に癒されます。ゴスペルっていいですね。   taka(テナー)